「妊娠したら?」
新しい命を授かって嬉しさでいっぱいなのと同時に、「えっ?まず何をしなければいけないの?」と分からないことだらけですよね。
妊娠が確定したらすぐにしたほうがいいこと、早めにやっておいたほうがいいことなどが事前に分かると行動しやすくなりますね。
ここでは妊娠したかも?と思ってから妊娠初期までのスケジュールに焦点を当ててご紹介しています。
後でバタバタしないよう、妊娠したらやることをチェックしてみましょう!
妊娠したかもと思ったらまず何をすればいいの?
「もしかして妊娠?!」と思ったら、何からすればいいのでしょうか?
まずは本当に妊娠しているのか?正常な妊娠か?を確認しましょう。
- 妊娠検査薬で確認
- 産婦人科の受診
- 胎児心拍を確認
- 妊娠届出書を提出する
- 母子健康手帳をもらう
妊娠したかも?と感じるのは、なんとなく熱っぽい、胃や胸がムカムカするなどの症状がありますが、多くの人が妊娠したと思うのは、生理が遅れていることではないでしょうか。
妊娠初期の症状についてはこちらのコラムもご参考にしてください。
「もしかして?」と思ったら、まずは妊娠検査薬で確認をしてみましょう。
妊娠の確認:妊娠検査薬
妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後くらいから使えます。
「生理がこないな?」と思ってから1週間~10日後を目安にしてみてください。
妊娠の確認:産婦人科の受診
妊娠検査薬で陽性の反応が出たら、産婦人科で妊娠を確認してもらいましょう。
妊娠検査薬はあくまで妊娠の可能性を調べるためのものです。
異所性妊娠などの場合、妊娠検査薬が陽性であってもおなかの赤ちゃんは残念ながら育つことができません。
産婦人科を受診するタイミングは、次の生理開始予定日の1~2週間後が目安です。
早すぎるとまだ赤ちゃんの心拍が確認できないことがあり、その場合は出直しになってしまいます。
正常妊娠の確認:胎児心拍
産婦人科で超音波検査により胎児の心拍と胎嚢(たいのう:赤ちゃんが入っている袋)が確認できれば、妊娠確定です。
その他に初回の妊娠検査では、問診や血液検査、内診により子宮や膣の状態を確認したりします。
母子ともに健康・妊娠の継続に問題がないかを確認するとともに、現在服用している薬の有無や不妊治療歴など、妊娠出産にかかわることを確認します。
母子手帳をもらう
いよいよ妊娠が確定すると、母子手帳をもらってくるよう医師から指示があります。
母子手帳は正式には「母子健康手帳」といいますが、母子手帳のほうがなんとなく聞き馴染みがありますよね。
母子手帳は産婦人科ではもらえません。
母子手帳をもらうためには、お住まいの地域の役所や保健センターへ「妊娠届出書」を提出することで無料でもらうことができます。
母子手帳には妊娠中と出産前後の経過や、生まれた後も乳幼児期に受けた予防接種なども記録するため、健康情報を一元管理できるアイテムです。
また母子手帳と一緒に、妊婦健診で使える「妊婦健診受診票」という割引券のようなものももらえます。
内容はお住まいの地域の自治体によって多少異なりますが、使わない手はありませんので、産婦人科で妊娠が確定したら早めにもらいにいくようにしましょう。
母子手帳については、「コラム:母子手帳はいつもらえる?活用のポイントとお得なサービス!」もご参考にしてください。
妊娠したらやることリスト
妊娠が確定したら、次は何をしなければならないのでしょうか?
妊娠したら早めにやった方がいいこと、早めに検討しておいた方がいいことを確認していきましょう!
【妊娠したらやることリスト】
- 出産予定日の確認
- 妊婦健診
- 里帰り出産の検討
- 出産する医療施設探し
- 周囲への報告
- 仕事関係
- お金関係
- 出生前診断の検討
出産予定日の確認
妊娠期間は「十月十日(とつきとおか)」といわれますが、出産予定日の計算はいつから何日後を目安に数えればいいのでしょうか?
妊娠の開始、つまり妊娠0週0日とは「最後の生理が始まった日」をさします。
ですので、妊娠する可能性のある方は、必ず生理周期は記録しておきましょう。
「十月十日(とつきとおか)」の場合、日数にすると310日くらいですので、妊娠0週0日の310日後かと思えばそうではありません。
実際には、出産予定日は妊娠40週0日(280日後)として計算しますので、少しズレがあります。
出産予定日についてはこちらのコラムもご参考にしてください。
Web上で、「出産予定日 計算ツール」と検索すると簡単に計算ができるサイトがありますので、出産予定日は簡単に確認することができます。
出産予定日が分かることで、スケジュールも立てやすくなりますね。
とはいっても、予定日通りに生まれることはほとんどありませんので、だいたいの目安にするとよいでしょう。
妊婦健診
妊婦健診は出産までの間に、基本的に14回受けます。
毎回行う尿検査や腹囲測定などの基本的な検査に加えて、風疹や肝炎の抗原抗体検査、クラミジアやHIVなどの性感染症の検査などを行います。
ママとお腹の赤ちゃんの体調をチェックするとともに、感染症の早期発見と必要に応じて治療を行っていきます。
妊婦健診についてはこちらのコラムのご参考にしてください。
里帰り出産の検討
「もう出産の準備?!」と思われるかもしれませんが、里帰り出産をする場合、希望の病産院で受け入れてくれるかどうか確認しなくてはなりません。
里帰り出産の一番のメリットとしては、なによりも母(両親)を頼れるという点です。
出産前後の身の回りの手伝いや先輩としてのアドバイス、精神的にも肉体的にも大変心強いでしょう。
一方で、パパとしばらく離れてしまいますので、父親としての実感が湧きづらい、普段と環境が変わる、移動が大変などのデメリットが考えられます。
いずれにしても、里帰り出産をするかどうか?は早めに検討しましょう。
出産する病産院探し
里帰り出産するか?自宅の近くで出産するか?が決まったら、出産する病産院を探しましょう。
出産できる病産院には、総合病院などの大きな施設から、個人のクリニックや診療所、助産院などさまざまあります。
選ぶ基準は、アクセスの良さや綺麗さ、費用やサポート体制など人それぞれですね。
持病があったり双子などの多胎妊娠の場合、リスクに応じて慎重に選ぶ必要があります。
人気の施設では予約が取りづらいこともありますので、希望する施設で出産できるように早めに分娩予約をしましょう。
周囲への報告
妊娠したら周囲への報告はいつ頃するのがよいのでしょうか?
- お互いの両親への報告は妊娠安定期頃
- 職場への報告は臨機応変に
- お友達への報告は妊娠安定期頃
よく「安定期に入ってから」と聞きますが、両親や職場、お友達など、妊娠による影響があるか?サポートしてもらう必要があるのか?によってタイミングを分けるとよいでしょう。
妊娠安定期とは、一般的につわりの落ち着いてくる妊娠4~5ヶ月頃をいいます。(妊娠13週~16週頃)
流産は妊婦さんの6~7人に1人の割合でおこっていますので、けっして珍しいことではありません。
流産のほとんどは妊娠初期である妊娠12週までにおこっていますので、基本的に周囲への報告はその頃まで待った方がよいでしょう。
妊婦さんのおなかが少しふっくらしてくるのも妊娠4ヶ月頃です。
一方で、つわりが始まるのは妊娠4~6週目頃からで、だいたい妊娠15週頃まで続きます。
職場への報告は、仕事の今後や妊婦さんの体調の問題もありますので、上司への報告はなるべく早いほうがよいでしょう。
職場の同僚やチームのメンバーへの報告は妊娠安定期を待ちたいところですが、つわりがひどく休まざるを得ない場合やサポートが必要なこともありますので、体調や職場の状況を考慮しながら臨機応変にしましょう。
妊娠安定期については、「コラム:妊娠安定期はいつから?前後に気をつけることや過ごし方の注意点とは」もご参考にしてください。
仕事関係
働いている妊婦さんにとっては職場への妊娠報告以外にも、そもそも仕事を続けるのか?産休や育休が取りやすいのか?などは大きな心配事ですね。
仕事を続けるか辞めるかは、上司へ妊娠の報告をするまでには決めておきましょう。
妊娠しても仕事を続けるメリットとしては、
- 社会とのつながりが持てる
- 収入がある
- キャリアが途切れない
などがあります。
一方でデメリットとしては、
- 仕事と育児の両立が大変
- 育休明けまでに保育園が見つからない可能性がある
などがあります。
いずれにしても、産休もしくは辞職までに仕事のひきつぎを行ったり、体調が優れないときのサポートが必要になりますので、周囲への気遣いや感謝も忘れずに意思を伝えるようにしましょう。
お金関係
妊娠・出産には何かとお金がかかりますが、いったいいくらかかるのでしょうか?
出産にかかる費用や給付金などのもらえるお金についてチェックしておきましょう!
妊娠から出産までにかかる大きな費用としては次のようなものがあります。
【妊娠から出産までにかかる大きな費用】
項目 | 金額 |
---|---|
妊婦健診 | 7~8万円 |
入院・分娩 | 平均54万5,797円 |
出産育児一時金 | -50万円(もらえる) |
その他、妊娠から出産までにかかる費用
- マタニティウェア
- ベビーグッズ
- 妊娠・出産時のトラブル
- 里帰り出産
妊婦健診にかかる費用は自治体の助成制度がありますので、助成制度を利用すると自己負担額は7万円~8万円程度になります。
ただし、自己負担額は自治体によって異なります。
毎回の自己負担がないというところもあれば、毎回3,000円~5,000円程度かかるというところもあるようです。
また、通常の検診に加えて子宮頸がん検診やエコー検査は助成の対象外という自治体もあります。
入院・分娩にかかる費用については出産する施設が病院なのか診療所なのか助産所なのか、によって異なり、自然分娩か帝王切開か、またお住まいの地域などの条件にもよるため一概にいくらとはいえません。
正常分娩での自己負担額の合計の全国平均は、「54万5,797円(令和4年度)」です。
これには入院料や分娩料、検査費や処置料などが含まれています。
その他、妊娠・出産にかかる費用としてはマタニティウェアやベビーグッズなどがあります。
どちらもお金をかけようと思えばキリがありませんが、知り合いからおさがりをもらったりメルカリなどを上手く利用することで費用は抑えることができます。
ベビーグッズも見ているとあれもこれも欲しくなると思いますが、実際に使ってみると「もうちょっとここがこうだったら」なんていうことも出てきますので、ほどほどにすると良いのではないかと思います。
妊娠・出産時に妊娠高血圧症候群などの合併症や緊急帝王切開などのトラブルがあれば費用が別途かかってきます。
里帰り出産をする場合は移動の費用や実家へ渡す費用なども考慮する必要があります。
もらえるお金については次のようなものがあります。
- 出産育児一時金
- 医療費控除
- 高額療養費
- 出産手当金
- 育児休業給付金
出産育児一時金については、健康保険に加入していれば一律で子ども1人につき「50万円」もらえます。
その他の給付金や助成制度については診療内容や加入している健康保険などによって異なりますので、職場の先輩ママさんに相談してみるのがよいでしょう。
妊娠にかかわるお金関係については、「コラム:妊娠から出産までにかかる費用って?」もご参考にしてください。
出生前診断の検討
出生前診断とは、お腹の赤ちゃんにダウン症などの染色体異常がないか調べる検査のことです。
いくつか種類がありますが、早いものだと妊娠10週頃から検査が可能です。
任意の検査ですので必ずしも受ける必要はありません。
出生前診断にはメリットもデメリットもあります。
受検するかどうかは簡単に決められることではありませんが、検査を受けられる時期が決まっていますので、検査を受けるかどうか?は妊娠が分かった時点で検討したほうがよいでしょう。
妻が妊娠したらまず夫は
妊娠・出産は何も女性だけのイベントではありません。
1人では大変なこともたくさんあり、旦那さまとの協力が必要です。
とはいっても、妻が妊娠したら旦那さまは何をすればよいのでしょうか?!
- 妻の体と心の変化を知る
- 家事分担を話し合う
- タバコとアルコール
- 夫婦での時間を作る
妻が妊娠したら旦那さまは何をすればいいのか戸惑うでしょうが、それは女性も同じです。
二人でよく話し合って、お互いへの気遣いと思いやりを忘れず、協力して可愛い赤ちゃんを迎えましょう!
妻の体と心の変化を知る
妊娠したら女性の身体はどんどん変化し、心も不安定になります。
特に妊娠初期はつわりがツラく心の変動も大きくなりがちです。
妻の体調を気遣いながら、よく話を聞いて寄り添ってあげてください。
また、妊娠初期は特に食べ物などのにおいに敏感になりますので、においのキツい食べ物や香水などには注意しましょう。
家事分担を話し合う
妊娠中は起き上がるのもツラいときがあります。
家事は一通りできるとよいですが、やったことがない家事でも奥様にやり方を教わりながらでもやるという姿勢をみせましょう。
お風呂掃除やゴミ出しなど、ツラい姿勢になる作業や重いものをもつ作業は率先して引き受けてください。
食べ物のにおいがツラいときは、食事の用意や洗い物も積極的に引き受けましょう。
とにかく、様子を見て察するというのは難しいので、具体的に何をして欲しいのか都度奥様に聞くと良いと思います。
タバコとアルコール
妻が妊娠したら、近くでタバコを吸わないことはもちろんですが、においに敏感になっているため服や髪の毛についたにおいにも気を使いましょう。
奥様がお酒が好きな人の場合、自分はアルコールを飲めないのに目の前で平気で飲まれるとツラいかもしれません。
逆に全然気にしないという方もいるでしょう。
家でのアルコールのルールを話し合っておくと良いかもしれません。
夫婦での時間をつくる
子どもが生まれるとしばらくは夫婦二人きりの時間も難しくなるでしょう。
今だけの二人きりの時間をぜひ楽しんでください。
また、妊娠中の女性はメンタルが不安定になっていますので、そばにいてもらえるだけで気持ちが楽になります。
お仕事が遅くまであったり飲み会などのお付き合いもあるかもしれませんが、せめて妊娠初期の間だけでも早めに帰宅できるようにすると良いでしょう。
妊娠したら買うもの
妊娠したら何が必要になるのでしょうか?
マタニティウェアや腹巻などがあると良いですが、すぐに必要というわけではありません。
順次そろえていくとよいでしょう。
転倒を防ぐために、足元はヒールのない靴にしましょう。
お腹が少し大きくなってきたら、妊娠線予防のための保湿クリームを使うようにしましょう。
気が付いたら見えないところに妊娠線ができてしまっていたということもありますので、早めのケアができるとよいですね。
妊娠初期のお腹が目立たない頃は、マタニティウェアでなくてもゆったりめの下着や服で十分です。
妊娠が判明したら気をつけること
妊娠が判明したら、ママの身体のためにもお腹の赤ちゃんのためにも次のことに気をつけましょう。
- 体重管理
- 食事
- アルコール・タバコ
- 薬・サプリメント
- 運動
- セックス
- 旅行
体重管理
妊娠中はお腹の赤ちゃんの分、体重は増えますが、急激に増えるのはよくありません。
妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などのリスクが高くなるほか、おなかの赤ちゃんも育ちすぎて帝王切開になる可能性が高くなります。
また、太りたくないからと言って食事量を抑えすぎるとお腹の赤ちゃんへの栄養が足りなくなってしまい、低出生体重児で生まれてきたり、早産のリスクなども高くなります。
妊娠中にどれくらい体重が増えてもいいのかは、妊娠前のBMIによって変わります。
太り過ぎず痩せすぎず、適度な体重増加ができるように体重計測を習慣にするとよいでしょう。
妊娠中の体重管理については、「コラム:妊婦の体重管理のポイント」もご参考にしてください。
食事
妊娠初期のつわりがツラい時期はなかなか栄養バランスを考えて食事をとるのは難しいものです。
つわりの時期はまずは食べられるものを探して、エネルギー不足にならないようにしましょう。
妊娠中に避けたい食べ物としては、生ハムや刺身などの生もの、加熱殺菌していないナチュラルチーズなどがあります。
食べる量や食べ方に気をつけたい食べ物としては、アルコールの残っているお菓子や料理、ハーブやスパイスをたくさん使っている料理、マグロやキンメダイなどです。
生ものや加熱殺菌していない食品はトキソプラズマなどの寄生虫や、リステリア菌などの感染の恐れがあります。
一部のハーブには妊娠中は避けた方がよいものがあります。
マグロやキンメダイなど一部の魚には、お腹の赤ちゃんに影響する量の水銀が含まれている可能性があります。
カフェインは一日に1~2杯程度のコーヒーなら問題ないとされています。
妊娠中の食事については、「コラム:つわりの症状別食べ方のポイント!」もご参考にしてください。
アルコール・タバコ
妊娠したらアルコールとタバコはすぱっとやめましょう。
タバコはお腹の赤ちゃんに十分な栄養が行き届かなくなり早産や流産のリスクが高くなります。
アルコールは脳の障害や顔を中心とする奇形などの異常、知的障害などの「胎児性アルコール症候群」のリスクが高くなります。
薬・サプリメント
市販薬の中には妊娠中は使用を控えたほうがいいものもあります。
また、サプリメントは基本的に問題ないとされていますが、ビタミンAなど一部の成分は妊娠中は摂り過ぎない方がいいものもありますので、どちらも使用しているものがあればすぐに担当のお医者さまにご相談してください。
運動
妊娠中は体調優先ですので無理に運動する必要はありません。
つわりが落ち着いたら軽い有酸素運動などの適度な運動を行うことは、体重管理やストレス解消にも役立ちます。
ウォーキングの他、マタニティヨガやマタニティビクスなど妊婦さん専用のプログラムなどを行なっているフィットネスクラブやスマホで見れる動画などがありますので、そちらも活用してみるとよいでしょう。
ランニングなどの息が切れる運動は避けましょう。
セックス
妊娠中のセックスは体調が良く気分が乗るときであれば可能です。
無理のない体勢で、子宮を刺激しないよう注意しましょう。
精液には子宮を収縮させる成分が含まれていますので、コンドームは必ず使用しましょう。
ただし、お腹の張りがあるときや医師から制限されている場合はやめておきましょう。
旅行
赤ちゃんが生まれる前に二人で旅行をしておきたいという妊婦さんは多く、つわりが落ち着いて安定期に入ればいいかな?と考える方が多いようです。
妊娠中に絶対大丈夫という時期はありませんが、もし旅行をするのであれば、長距離の移動は避けてママの体調を優先できるようにしてください。
自転車や車の運転は避けましょう。
温泉は長く浸からないようにし、転倒には細心の注意を払いましょう。
妊娠したら早めに歯の治療を!
妊娠中はホルモンの影響で虫歯や歯周病などの歯のトラブルがおこりやすくなります。
歯の治療によるお腹の赤ちゃんへの悪影響が心配なところですが、妊娠中でも使用できる痛み止めなどの薬もあり、むしろ虫歯をそのままにしておく方がリスクがあります。
歯の治療の際は、必ず妊娠していることを伝えてください。
妊娠中は唾液の量が減りますので、よく噛んで食べることを心掛けましょう。
また、つわりがツラい時期でもしっかりと歯磨きをすることは忘れないようにしてください。
まとめ
妊娠したらやることはたくさんありますが、見通しが立っていると行動のしやすさが違いますね。
特に妊娠初期は心身ともに不安定になりがちです。
体調のすぐれないときもありますので、無理は禁物ですが一つずつ片付けていって、安心して出産に望めるといいですね。
妊娠初期にお腹の赤ちゃんのダウン症など、染色体異常について調べる検査はこちらをご参考にしてください。