妊娠初期症状はいつからわかる?妊娠検査薬の反応が出るタイミングとは?

妊娠検査薬

妊娠を希望している女性にとって、妊娠初期の症状は気になるものです。

しかし、妊娠初期症状と生理前に起こるPMS(月経前症候群)の症状は似ているため、症状だけでは妊娠の判断は難しいかもしれません。

今回は妊娠初期症状の特徴をそれぞれ紹介し、併せて妊娠検査薬の陽性反応が出るタイミングなどもお伝えします。

ソワソワ期を穏やかに過ごすためにも、是非参考にしてください。

妊娠初期症状はいつから出る?

妊娠初期とは妊娠15週までを言います。

早い方であれば、妊娠3週ごろから妊娠の徴候が現れ始めます。

妊娠周期は、最終月経の初日、つまり前回の生理が始まった日を0週0日として計算します。

生理周期と同じように、7日で1週、4週で1か月とカウントしましょう。

生理周期は25~38日が正常です。

生理周期が28日の場合は、14日目ごろに排卵し、妊娠が成立しない場合には、28日目ごろに生理が始まります。

もし妊娠している場合は、排卵後に受精卵となり、子宮に着床するには1週間程度かかるため、21日目ごろに着床します。

そのため妊娠3週ころから妊娠の兆候がみられてもなんらおかしくはありません。

妊娠初期症状が出るのはなぜ?

妊娠初期症状は以下の3つの女性ホルモンの分泌量の変化により起こります。

hCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)

妊娠が成立すると、着床後に胎盤になる部分からhCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)が分泌されます。

このホルモンは妊娠8~12週ごろに最も分泌量が増えるのが特徴です。

妊娠によりこのホルモンが分泌されることで、体は赤ちゃんを育てやすいように変化していきます。

このときにさまざまな症状が起こります。

卵胞ホルモン(エストロゲン)

卵胞ホルモン(エストロゲン)は排卵までに多く分泌されているホルモンです。

このホルモンは卵巣で作られており、子宮内膜を厚くして妊娠の準備をしています。

また、女性の肌ツヤや女性らしい丸みを帯びた体を作る働きもあります。

更年期になると、このホルモンの分泌量が減ることが更年期障害の原因になるのです。

黄体ホルモン(プロゲステロン)

排卵が終わると卵胞ホルモンの分泌量が減り、受精卵が着床しやすい体に整える働きのある黄体ホルモンの分泌量が徐々に増加し始めます。

PMS(月経前症候群)のように生理前のイライラやほてりなどの諸症状もこのホルモンの働きによるものです。

卵胞ホルモンと黄体ホルモンは対の関係にあり、一方の分泌量が増えると、もう一方の分泌量は減少します。

ただし、生理不順や不妊治療を受けているとホルモンバランスが崩れることもあります。

妊娠初期症状の特徴

妊娠初期症状

それでは、妊娠初期症状の特徴を見ていきましょう。

  • 出血
  • 胸の張り・痛み
  • 下腹部の痛み
  • 腰痛
  • 頭痛
  • 肌トラブル
  • 嗅覚の変化
  • 鼻水が出る
  • 消化器系のトラブル
  • おりものが乳白色や薄い茶色になる
  • だるい・眠い
  • 感情のコントロールが難しい
  • 基礎体温の上昇
  • 味覚の変化
  • 息切れ

妊娠初期の症状は、PMS(月経前症候群)と区別しにくいため、確定には妊娠検査薬の使用や産婦人科での確定診断が欠かせません。

それぞれどのような症状なのでしょうか?

出血

妊娠初期に起こる出血には以下の3つが考えられます。

1つ目は受精卵が子宮内膜に着床したことで起こる着床出血です。

2つ目は排卵前後で起こるごくわずかな出血の排卵期出血。

3つ目は何らかの原因で起こる不正出血です。

いずれもトイレットペーパーやおりものシートに鮮血や茶色い血が付着します。

普段から基礎体温を付けておくと排卵出血か、不正出血かを判断しやすくなるでしょう。

着床出血については、「コラム:妊娠のサインの着床出血はいつおこるのか?生理の出血との違い」もご参考にしてください。

胸の張り・痛み

妊娠すると胸の張りや痛みの症状が現れることがあります。

生理前にもみられる症状のため、この症状だけでは妊娠の有無を判断できません。

しかし、生理予定日を過ぎても生理が来ず、胸の痛みが続く場合は妊娠の可能性も考えられます。

下腹部の痛み

下腹部痛も妊娠と生理前どちらにもみられる症状です。

おへそより下の下腹部に痛みがある場合は、まずは体を冷やさないように過ごしましょう。

また、生理周期の確認も大切です。

普段の生理周期より遅れている場合は妊娠の可能性があるので、鎮痛剤の使用は控えましょう。

腰痛

妊娠すると女性ホルモンの作用で骨盤周辺の関節や靭帯が緩み、子宮が大きくなるように準備をし始めます。

腰痛の感じ方はさまざまですが、これまで生理前に腰痛がなかった人にも起こる症状です。

まずは安静にして、腰に負担をかけるような動作は控えましょう。

頭痛

こめかみあたりがズキズキと痛む片頭痛のような症状は黄体ホルモン(プロゲステロン)が血管を広げようとして起こります。

また、ホルモンバランスの乱れから自律神経のバランスが崩れている場合にも頭痛があります。

妊娠初期は薬の服用を控えなくてはなりません。

そのため婦人科・産婦人科を受診して、もし妊娠していた場合にも服用できる薬を処方してもらいましょう。

肌トラブル

卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えることで皮脂の分泌量が増え、ニキビや吹き出物ができやすくなります。

また、ホルモンバランスの乱れによっても肌トラブルを招きやすくなります。

肌トラブルも妊娠・生理前どちらにも起こる症状のため、これだけでは、妊娠の有無を判断することはできません。

肌トラブルはストレスの元です。

妊娠初期のストレスは胎児に影響すると言われています。

脂っこい食事は避け、野菜がメインの食事を心掛けましょう。

また、一時的にスキンケア用品を変えることも一つの対策です。

嗅覚の変化

臭覚の変化は妊娠時にみられる特徴的な症状の一つです。

これはhCGホルモン(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)の働きによるものです。

これまでなんともなかった匂いに敏感になる場合は、生理の遅れを確認してみましょう。

鼻水が出る

ホルモンバランスの乱れから、風邪症状のように鼻水が出ることがあります。

併せて発熱やのどの痛みなどの症状がないかを確認し、まずはゆっくり休みましょう。

これだけでは妊娠とは判断できませんが、薬を飲む際には、妊婦でも安全なものを服用してください。

消化器系のトラブル

妊娠の症状として頻尿があります。

これは妊娠により子宮が少しずつ大きくなることで起こります。

また便秘や下痢などの症状も起こることがありますが、PMS(月経前症候群)でも似た症状が起こります。

胃や腸に優しい食事を心掛けましょう。

おりものが乳白色や薄い茶色になる

妊娠の徴候として、おりものの変化にも注目してみましょう。

妊娠していると水っぽい乳白色や薄い茶色、黄色のおりものの量が増加します。

ただし、おりものの分泌量にも個人差があります。

だるい・眠い

妊娠すると、いくら寝ても寝足りないなどと感じることがあります。

日中も激しい睡魔に襲われるときは無理をせず昼寝をするなどして休憩を取りましょう。

ただしPMSでも同様に眠気やだるさの症状があるため、妊娠特有の症状というわけではありません。

感情のコントロールが難しい

イライラする、情緒不安定になる、暴飲暴食してしまうなどの症状は妊娠・生理前どちらにも起こる症状です。

ストレスのたまり過ぎは体にとってよくありません。自分なりの気分転換をしてみましょう。

基礎体温の上昇

高温期が2週間以上続くのは妊娠の徴候の一つです。

通常、基礎体温は低温期と高温期の二層になっており低温期は卵胞ホルモン(エストロゲン)、高温期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きによるものです。

高温期が3週間以上続く場合は妊娠している可能性があるでしょう。

味覚の変化

味覚の変化もどちらにもみられる症状ですが、妊娠しているときは特に一定の食べ物しか受け付けないなどの偏食気味になることもあります。

体に負担をかけないためにも食事の際はよく噛んで食べましょう。

息切れ

妊娠すると、少しずつ大きくなる子宮に肺が圧迫されて息切れや息苦しさが起こります。

加えて、お腹の赤ちゃんに酸素や栄養を運ぶために心臓の働きも活発になります。

無理は禁物ですので、激しい運動を避けるようにしましょう。

妊娠検査薬の反応が出るタイミングって?

市販されている妊娠検査薬は、尿中のhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)を検出します。

妊娠初期の分泌量は微量であるため、生理予定日の約1週間後から検査が可能です。

妊活中などで早く判定をしたい場合には、早期妊娠検査薬を使用してください。

早期妊娠検査薬の場合は、生理予定日から検査することができます。

各メーカーの使用手順を守り、陽性判定が出たら産婦人科を受診しましょう。

妊娠検査薬が陰性でも妊娠している場合があるの?

妊娠検査薬、陰性

妊娠検査薬で「陰性」と出たとしても、妊娠している可能性があります。

生理予定日の1週間後より前に妊娠検査薬を使用した場合は、妊娠しているにもかかわらずホルモンの分泌量が少ないため正しい判定が出ないこともあります。

hCGホルモンの分泌量には個人差があるため、妊娠の可能性が高いと考えられる場合は、もう数日~1週間程度たってから妊娠検査薬を再度試してください。

まとめ

妊娠初期症状は、生理前の症状と似ているために症状だけでは妊娠の判断がしにくいものです。

妊娠の有無を確認するには日ごろから基礎体温を測定し記録して生理周期を把握しておくことが大切です。

妊娠検査薬は生理予定日1週間後より使用できます。

早く結果が知りたい方は生理予定日当日から使用できる早期妊娠検査薬を使用してはいかがでしょうか。

このコラムを読んだ人はこんなコラムも読んでいます


#コラムタグ

新着コラム

ページの先頭へ

「出生前診断100人の体験談」

出産ももちろん不安だけど、生まれてくる子供の健康状態が心配 …

そんなあなたのために、胎児の検査(出生前診断)を経験した先輩ママ100人の声を集めてみました。
NIPTや出生前診断はどうしたらいいの?と悩んでいるあなたの参考になれば幸いです。

ご登録いただいたメールアドレスに承認メールが配信されます。
メール内のリンクをクリックして承認をお願いします。
承認メールが届かない場合は、お手数ですがこちらよりお問い合わせください。